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[漢字] 2008/11

日本語に漢字がなかったらいいのにと、いつも子供達が嘆きます。少し大きくなると「中国から来なければよかった」「どうして中国は漢字を作ったんだ」と矛先が中国へ向いたりもします。確かにアルファベットなら26文字ですむところを、漢字は小学6年間で1006もの字を学習することになっていて、中学3年間でさらに939字、義務教育の間に2000近い字を覚えなければなりません。「こんなたいへんな文字をどうして使い続けてきたんだろう?」と尋ねた後に、ひらがなだけの文を読んでもらいます。あれ、みんな切る場所が分かりません。「は」の発音もばらばらです。「ね、漢字があれば、迷わないで早く読めるよね」。これが中国伝来の文字を長く使い続けている大きな理由になっています。まずは「読み」。音読練習でしっかり身につけましょう。

 

「忍耐力」2008/10

夏休み後の9月には、子供向け作文コンクールの締め切りがたくさんあります。テーマ、長さ、そして海外からも応募できるかどうかを確認して、子供達に「書いてみる?」と持ちかけます。先生から言われると、むげに「NO」とは言えません。困った顔をしながら、小さくうなずく姿にうれしいのと気の毒なのとが入り混じって、複雑な気持ちになります。1度でも応募作文を書いたことがあると、どんなにたいへんかを知っていますから。        

 下書きの後は、いつも私からの質問攻めです。「ここは、これからどうなったの?」「このとき○○ちゃんは、どんな気持ちがした?」そんなこととっくに忘れちゃった。一生懸命思い出し、ポツリポツリ話し始めると、「そうか、じゃ、書き足そうよ」。ふぅふぅ言いながら、下書きを何度も繰り返して仕上げて行きます。この忍耐力が作品仕上げの決め手です。
 

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[新学期に向けて」2008/09

今年の夏は北京オリンピックが開催され、スポーツ観戦の大好きな私は、すっかり睡眠不足になってしまいました。4年間、その日、その時のために、練習を積んできた選手達の真剣な表情には、勝ち負けに関わらず見るもの心を打つ力があります。   休みたい、遊びたいという気持ちをどうやって抑えることができるのでしょう。持って生まれた才能があるとはいえ、厳しい練習に耐え、それを続ける精神力は周囲の励ましや支えがあってこそ。   外国で日本語を学ぶ子供達に対しても、同じことが言えます。教師の私達も「やめたい」気持ちに打ち勝つ支えでありたいと思いますが、ご家庭でも、我が子への励ましをぜひお願いいたします。

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[スピーチコンテスト] 2008/06                                                                                                                                                               米国人高校生の日本語スピーチコンテストのボランティアをするたびに、感心させられるのは、日本語を学ぶ彼らの情熱です。今年の優勝者はワシントン州からきた白人の12年生で、昨年、入選を逃した悔しさをバネにさらに努力をして、見事1位を勝ち取りました。彼女は9月から早稲田大学へ通うそうです。ホームステイ先が京都だったことから、自分が習った標準語との違いに驚きながらも、関西弁をマスターし、他の方言も覚えたいと張り切っていました。他のファイナリストも、知らない言葉を耳にすると、すぐに質問し、できるだけ日本語を使おうと意欲的で、この気持ちこそが上達の道だと痛感させられた2日間でした。

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[発表会に向けて] 2008/05

 人前で何かを発表することは、大人でもとても緊張します。日本よりはアメリカの学校のほうが訓練する機会が多いとは言え、日本語での発表となると回数は年に何度もないでしょう。「家では大声で話してうるさいくらいなのに、どうしてステージではかすれた声しかでないのかしら」、「ぴしっと立って、顔を上げて」と観客席でやきもきされる保護者の方も多いと思います。大きな声を出すのに必要なことは、まず自信を持つことです。決められたせりふを暗記してしまうと、気持ちがずいぶん違います。発表会は子供達にとっても晴れの舞台。失敗しないようにと皆気合も十分です。ぜひお子さんの練習についてあげて下さい。細かな注意はいりません。ふだんの音読練習でスラスラ読めるようになったら、次に少し離れたところで聞いてあげて下さい。寝る前の5分間が、きっと自信をつけてくれると思います。

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[言葉の力]  2008/04                                                                                                                                                                       3月末から9日間、北海道から2人の男子高校生がロサンゼルスに招待され、私も彼らと話す機会が多くありました。
 1人の高校生は海外へ出るのが初めてで、出発前に英会話の勉強をしてきたそうですが、彼は米国人のホストファミリーや、訪問先の学校で、すぐにこちらの人と打ち解け、別れ際にはよくhugをされていました。彼の「友達を作りたい」「こちらで何か吸収していきたい」という強い気持ちが、英語力を超えて、相手に伝わったからだと思います。
 言葉を学ぶことは大切です。けれどももっと大切なことは、相手と何か話したい、何かを伝えたいという熱意だということを、1人の高校生が改めて感じさせてくれました。

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[シンガポール事情] 2008/03                                                                                                                                                           私が以前住んでいたシンガポールは教育レベルが高いことでも有名です。先月末にわずか3日間ですが、久しぶりに訪ねてみました。新聞には近隣のインドネシア、マレーシアはもちろん、中国や韓国からも、留学生が増え続けていることが書かれています。米国籍保持者を最優先に入学させるアメリカンスクールでは1000人近いウェイティングリストになっているとも聞きました。     小学生からメイドさんと留学してくる理由の1つは、英語教育。インターネットの普及が大きな原因でしょうが、では母語はどうでしょう?シンガポールでは小学1年生から二ヶ国語教育を進めているため、それがより近隣から生徒たちを集めているようです。三ヶ国語目として日本語を学ぶ人も多く、そうした環境で勉強させたいと願う親の気持ちはよく分かります。   日本語を勉強し続けるのはたいへんです。けれども留学という手段をとらずに、二ヶ国語を学ぶ機会が与えられているのはなんという幸運でしょう。しっかりマスターするまで日本語続けてほしいと願っています。

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[漢字 ] 2008/02漢字の宿題は、なくなることがありません。クラスの終わりに1枚のワークシートをわたされると、ほとんどみんな、顔をしかめます。なんとか楽しくできないかと、ゲームやクイズも取り入れているのに、漢字を見ただけでゆううつになる子供が多いのが現実です。

けれども、漢字は日本語になくてはならないもの。ザルで水をすくうような気がしても、ザルの目にわずかでもひっかかるのを期待して、問題を作り続けます。新しいものを習うたびに古いものを忘れる。それを無駄とあきらめれば、そこから一歩も進めません。習う量が多ければ、残る量も多くなります。「先生は絶対にあきらめないからね」いつも笑顔でワークシートを渡します。  

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[いつか役立つ] 2008/1 

 年末から新年にかけて東京で働く長男が帰ってきました。米国生まれで小中をアーバイン、高校をシンガポール、大学をロンドン、大学院を東京で過ごした彼は、小中学生の頃日本語の勉強が大嫌いで、教師としてより親として苦労が絶えませんでした。 「いつか役に立つ」の「いつか」は子供には全く見えません。それでも彼が日本語の勉強を続けたのは、親の断固たる態度と同じ環境の友人達の存在でした。見えない未来を信じること。信じさせることが「役に立つ」機会を作ってくれたのだと思います。

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[本嫌い] 2007/12

 うちの子は本を読むのがきらいで・・とは保護者から聞く一番の悩みです。本さえ読んでくれれば、あとは何も望まない・・・海外で日本語を学ぶ子供達にとっては、さらに厳しい環境の中、学齢が上がるほどあきらめが大きくなっていくのは、私自身の経験からもよく分かります。

 でも、改善の余地がないわけではありません。親が本を読んでやりましょう!体の大きくなった子供に?と思われるかもしれませんが、読み聞かせはいくつになっても効果があります。バイオリニスト「五嶋みどり・龍」のお母様の講演を聞きに行ったきには、すっかり成人したお子さんたちに、今でも自分が読んだ本の荒筋を話してやっているとお話されました。2人とも話に引き込まれ、「それから?」の連発で、文庫で全5巻ほどもある話を必死で読み、海外演奏会のときには電話で続きを知らせたそうです。
 この冬休みに、何かお子さんに読んであげてはどうでしょう?

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[お手伝い] 2007/11

 毎年繰り返される同じような行事は、子供達の成長を知る良い機会でもあります。家の飾りつけにしても、去年は手の届かなかった所にふみ台無しで、手が届くようになり、重いお皿も運べるようになっている。普段は気付かない小さなことに驚かされます。

 「家事手伝い」は子供の自立心や責任感を養う良いチャンス。日本人は働き者のお母さんが多く、全てをやってしまいがちですが、1人で大忙しするのでなく、お子さんに頼んでみてはどうでしょうか。
 学校でサンクスギビングのお料理を作るところもあると思います。自分がセットしたテーブルを「きれいだ」と言ってくれる人がいて、自分が作った物を「おいしい」と言って食べてくれる人がいるくらいうれしいことはありません。
 もちろん始めから上手くはできないし、お母さんがやったほうが3倍も早いということもあるでしょう。でも、目に見えて腕は上がりますし、ほめてあげると自信も付きます。
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「小さな緊張」 2007/10

 新しいノート、新しい消しゴムなど、小さな物でも新しいというだけで、どの子供も気分が変わるのがわかります。そしてできるだけきれいに、ていねいにと緊張して使い始めます。

 教える側からすると、この「小さな緊張」はとても大切で、それをどうしたら日本語の勉強に役立てられるかと、いつも心に留めながら準備をします。
 そこで今日は、保護者の皆さんへのお願いです。「オレンジ学園」に連れてきて、ドアを開ける前に、「今日どんな新しいこと習うんだろうね。帰りに教えてね」と送り出してあげて下さい。「ここちょっとわからないんだけど、先生に聞いてみて」でもかまいません。「勉強かぁ」と気の重い子供に、「ちゃんとやっておいでよ」とにらむのではなく、何か仕事を頼むつもりで、声をかけてあげて下さい。
 それにこたえようと、どの子も小さな緊張を持って教室に入ってくるに違いありません。強い光を放つ彼らの目を見ると、私達教師のやる気も倍増です。
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ウォーミングアップ 2007/09

新学期が始まってすぐに宿題が大量に出て、夏休みにのんびりした分、子供達もペースを作るのに苦労しているようです。スポーツでも、歌を歌うのでも、やはりウォーミングアップは欠かせません。

 では、日本語の勉強ではどんなウォーミングアップができるでしょう?一番簡単なのが、車での移動中に日本語で話すこと。外の景色を、見ながらそれを話題にしてもいいですし、学校であったことをお子さんから聞いてもいいでしょう。高学年になれば、社会問題をとりあげると、それなりに話についてきます。
 正解はありませんし、即答する必要もありません。親子で日本語の会話を楽しむのが目的ですから、運転前に自分をちょっと落ち着かせ、小言や注意で終わらないようにして下さい。「ちりも積もれば山となる」。日々のウォーミングアップがやがて大きな力になります。
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日本の文化 2007/06

 

 海外での子育ての中で、日本の文化をどう伝えるかは、それぞれのご家庭で違いがあると思います。ここは移民の方も多く、日本文化に触れる機会も近場でありますので、できるだけ出かけて、ご家族でお楽しみ下さい。
 私は3月に初めてバルボアパークで「お花見」をしてきました。満開の桜の下で食べるお弁当のおいしいこと。遠出をしたかいがありました。夏には「夏祭り」もあちこちで催されます。ゆかた、わたあめ、金魚すくいの他、場所によっては、和太鼓演奏や武道のデモンストレーションもあり、子供なりに日本を肌で感じることでしょう。
 今年は8月19日に青森県から本物の「ねぶた」がやってきます。日本を代表するこのお祭りをロサンゼルスで見られる貴重なチャンス。子供達にはあの大きさと周囲で踊るはねとの盛り上がりぶりを、間近でみてほしいと思います。皆さん、カレンダーにマークして、どうぞ奮ってご参加下さい。

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作文の鍵 2007/05

 

金曜中学部の朝倉瑞貴君と渡辺卓也君の作文がコンクールで入選しました。これは日系ヘルプライン「命の電話」を支援する会が主催する作文コンテストで、入賞者には奨学金も贈られます。テーマが「命」と難しく、何を書くかを決めるのもたいへんでしたが、さらに苦労したのが、その内容についてできるだけ多くの情報を集めること。自分のこと。周囲の人の声や様子・・・どれを選ぼうかと迷うほど情報があれば、濃縮ジュースではありませんが、味をいくらでも調整することができます。
日々の暮らしの中で、観察上手になる訓練をすることが作文上達の鍵と言えるでしょう。

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書く力 2007/04

子供に限らず大人も「書く」ことが苦手だという人は多いと思います。いま、ある団体で150字のミニエッセーを募っているのですが、なかなか作品がそろいません。「書く」ときにはまず「何を書く」かを決めること。それさえ決まれば、あとは神経を集中して一気に仕上げます。

 では、どうやって「書くこと」を決めるか。テーマがあれば、それにしたがって書くことになりますが、一番大切なことは、自分の経験を入れるということです。「でも、戦争に行ったことないし」もちろん、これは私も体験はありません。でも、本で読んだ。映画で観た。雑誌の写真を見た。そしてそれについて、自分が考えた。人と話した。これらが、実体験のかわりになってくれます。中学部は1600字という長い作文に挑戦し、見事に書き上げました。清書が終わったとき、力がついてきたことを、本人たちも実感したようです。

 

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親の信念 2007/03

 

先月バイオリニスト五嶋みどり、龍のお母様、五嶋節さんの講演会を聞きに行ってきました。世界的なバイオリニストを2人も育てた「お母さん」とはどんな方だろうと、同じ母親の立場でお話を聞きましたが、1つ気がついたことは、「子供への押し付け」に悩むよりも、「これしかない」という信念で教えられたということ。日本語の勉強も同じことで、現地校の宿題が多いとき、子供が勉強をいやがるときには、「アメリカでは日本語は必要ない」と親があきらめてしまい、結果、日本語を中断してしまうケースがよくあります。いま社会人と大学生の2人の息子は、日本語を続けてきたことで、自分に対する評価が高く、仕事ではよりよい機会を得られると、自信を強めたようです。先は長い。でも、続けた先には、日本語はきっと本人の飛躍に役立ってくれると信じています。
 

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宿題 2007/02 

学年が上がるにつれて、宿題が増えてきます。日々の課題に加えて、プロジェクトやブックリポートなど、親もストレスをかかえがち。

私が子供達を日本に体験入学させて驚いたことは、宿題の少なさでした。結果、学校は学力の低下をまねき、足りないところは塾や家庭教師に頼らざるをえないという話もよく聞きます。

オレンジカウンティーの競争は厳しすぎる面もありますが、宿題をきちんとやることで、基礎力、応用力がつくだけでなく、個々人が自宅で勉強する習慣を身につけていきます。

真剣に手伝うあまり、子供を叱って逆効果にならぬよう、くれぐれもお気をつけ下さい

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目標を持つ 2007/01

新年を迎えると不思議なほど気持ちが改まり、その年の目標をあれこれと考えます。達成できたことのほうが少ないのですが、心の奥に目標から離れた自分を叱咤する自分がいて、反省しつつ軌道修正をすることになります。

 子供のそれは水泳のタイムや、何かのコンクールでの入賞、成績などは形で現れるので、励みにもなりますが、「日本語」の勉強となると「頑張る」と言っても、何をどうするのかはっきりしません。では、どうするか?子供が分かりやすい、少しの努力で到達可能な目標をたてることです。日本語の本を10冊読む。ことわざを30覚える。音読練習を毎週2回する等、自分で決めた目標を紙に書いて、部屋はっておきましょう。数字が入っている場合は、途中でその数字を書いて(消して)いけば、さらに意欲がわきます。ぜひ、お宅でもやってみて下さい。

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自由な発想 2006/12

 クリスマスと言えば、「雪」、そして「ホワイト」のイメージが頭に浮かびますが、私が以前住んでいたシンガポールは常夏の国で、南カリフォルニア以上に四季がまるでありません。けれどもデパートやショッピングモールのデコレーションは見事で、南国なりにクリスマスの雰囲気を味わうことができました。

あちらで指導していた生徒達もそんな地方色あふれるクリスマスを、俳句や短歌にしていましたが、作品作りに集中している様子を見ながら、自分の固定観念をずいぶん反省させられました。

 親子の会話の中でも、「そんなわけないでしょ」等と子供達の想像性や自由な発想をつぶしてしまうことはありませんか?自分の言葉に耳を傾けてみることも、時どきは必要な気 がします。

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読書 2006/11

秋は「読書の秋」でもあります。 子供が本好きであれば、親はひとまず安心できますが、そうでなければどうやって本を読ませるか、それも日本語の本を・・・・。

読書嫌いの息子2人を育てた経験から言いますと、「漫画」でも「絵本」でも日本語を読まないよりはまし。さらには大きくなっても、自分(つまり親)が読み聞かせをする。と、次々妥協点を見つけてやってきました。

日本のアニメはいまや世界の注目を集めるほど、絵もうまく、ストーリーも複雑です。なにより自分も読むことで、親子共通の話題が生まれます。この秋、お子さんの選んだ1冊をいっしょに読んでみてはどうでしょう?

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Back to School Night 2006/10

 現地校ではBack to School Nightも終わり、授業もどんどん進み始めた頃だと思います。米国では小学校から「夜」に行事がありますが、働く保護者を考慮に入れたこのシステムは、日本でも見習って欲しいことの1つです。

学校教育は親と先生と子供の三者がしっかりスクラムを組んだ時に、一番効果を発揮します。それにはまずお互いをよく理解すること。コミュニケーションが大切です。日本人には苦手な人も多いと思いますが、そこは親も練習して、子供と共に成長していきましょう。

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夏休みをどんなふうに過ごしたか?2006/09

で、言語力は大きく変わってきます。日本で体験入学をした子供たちは当然日本語力が飛躍的に伸びますし、こちらのキャンプがながかった子供は英語力に磨きがかかります。

そういう意味で新学期は子供たちの日本語力がどうなっているか、教える側も不安をダ抱いてスタートすることになりますが、個々の力にそって最も効果を発揮するのが「音読」です。滞米期間が長いお子さんが増えていますので、今年はオレンジ学園でも「音読」に力を入れようと思っています。仕事の手を休める必要はありません。そのままで結構ですから、ぜひお子さんの音読練習を聞いてあげてください。

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本番を楽しむ 2006/08

この間の発表会でも感じたことですが、アメリカ育ちの子供は本番に強いようです。日本では自分達の発表だけでなく、整列からおじぎの仕方、歩くときの間隔まで何度も練習して、本番を楽しめなくなってしまう子供が大勢います。ところがこちらはそういう時間をほとんどととらず、発表内容に集中して、それも気持ちよくできるように先生方が配慮しています。

整列など未経験でも、高校生のマーチングバンドを見ると複雑な隊列移動も「やればできる」のですから、細かい注意ばかりして、肝心のやる気を損なうことのないよう気をつけねばと、練習中はいつも自分に言い聞かせて指導していました。発表はまず「楽しむ」ことが第一歩。お子さんは5月の発表会を楽しんだでしょうか?

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目標を持って 2006/07

日本語スピーチコンテスト全米大会のボランティアを始めて、今年で3回目になります。各地から予選を勝ち抜いてきた高校生が、テーマ自由でスピーチをし、その後内容に関して質疑応答があるのですが、最終に残った生徒たちの日本語力には驚かされます。ほとんどが高校に入ってから第2、第3外国語として勉強してきたというのに、原稿には漢字も使い、かなりの語彙数で、私の英語力のとはとても比べられません。若い脳細胞もさることながら「目標を持って勉強する」ことの大切さを痛感します。優勝者は東京の世界大会へ招待されます。今年はどんなスピーチが聞けるかと今から楽しみにしています。

 

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車の中こそ貴重な時間 2006/06

 車社会の米国では、アフタースクールや週末に車の中で過ごす時間が長くなります。習い事や友人の家へ行くにも送迎が必要で、それだけ親の負担が大きいともいえますが、この時間こそ貴重な親子の時間です。家の中では、電話もくれば、それぞれにすることがあり、会話に集中することができません。車の運転中、携帯電話は緊急時だけにして、お子さんとたっぷり話をして下さい。子供から話すことがある時は、それを存分に聞いてあげましょう。あまり話したがらないようだったら、こちらから学校の様子を尋ねるのもいいし、いやがるようなら、車から見える景色(街路樹の色づき、家やビルの外観、周囲の車等々)を話題にするのもいいでしょう。テレビやインターネットで知ったニュースのことを話したり、時にはクイズもおもしろい。 お互いの顔は見えなくとも、楽しい会話で、ドライブ時間を有効に使って下さい。

 

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 違いを楽しむ余裕を持って 2006/05

日本で生まれ育った私にとって、アメリカでの子育てはとまどうことが多くありました。プリスクール選びに始まり、学校に入ったら入ったで、宿題に悩まされ・・・でも、もともとが好奇心旺盛な正確なので、何かにぶつかるたびに「へぇ〜、アメリカはこうなっているんだ」と素直に驚き、習慣やシステムの違いを見つけるたびにおもしろく、それがまた子育ての原動力になっていたように思います。否定的な見方をしていると、子供達も気持ちが沈んでしまいます。子供をサポートする親御さんに「違い」を楽しむ余裕があれば、その後の対応はきっとプラスに変えられるはず。それには、まず親が元気でいること。みなさん、毎日元気にしていますか?

 

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